実験観察が終わったら、あとはもう少しだ。レポートをいきなり書き始めても、たいてい書き直すことになる。
まとめの手順を確認→下書き→自己評価(見直し)→清書 という順でやってこう。


レポートの様式

学校の先生からまとめ方の指示を受けている場合は、その指示に沿って書けばよい。
一般的には次のような形式でまとめる。

表紙 研究テーマと自分の名前 テーマに関連したを添えると印象がよいかも。
1,
研究の動機
このテーマを選んだ(説得力のある)理由。
なぜこの研究に取りくもうと思ったか。日常で感じていた事と、学校の授業で感じた事など動機は2つあげられるとよい。
2,
研究の目的
この研究では何を明らかにしようとしているのか。
計画の段階では簡単な目的と、もう一歩進んだ(結果がうまく出ないかもしれない)目的を想定しておくとよい。
3,
研究の方法
実験方法を順序よく箇条書きで説明する。誰かが同じ事をやってみようとしたら、できるように書く。
その方法を選んだ理由や結果の信頼性を高めるための工夫も付け加える。
実験操作や調査のようすがわかるように写真で示すのもよい。本やインターネットから取ってきたデータではなく、自分の体をはったデータだということをアピール。
4,
研究の結果
実験観察で得られたデータを、グラフでわかりやすくまとめる。集めた標本なども見やすい形で示す。
グラフなどは3色ぐらいの色を使って書きたい。
特に明らかな結果があれば表やグラフに印をつけて、文章も添えて説明する。
5,
結果の考察
結果からわかったことを整理して説明する。自分の予想(仮説)となぜ違った(予想どおりだった)か。
その理由を考える。自分の考えだけでなく本やインターネットでも調べて書くとよい。
6,
反省と感想
今回の自由研究の取り組みを振り返って、気づいたことなどをまとめる。苦労話を入れてもよい。
できれば今後の課題も簡単に示したい。
参考図書 参考にした本の題名と出版社名を書く。インターネットを使って調べたならサイト名を。


まずは下書き
効率よくレポートを書くには
レポートの形式は上の表のように6つの部分からなりたっている。したがって、レポート用紙6枚に1枚ずつ「研究の動機」、「研究の目的」・・・と題名を書いて、6つの作文を書くつもりで下書きをしてみよう。
書きやすいモノから書いてみる。ポイントになることを箇条書きで書いていってもよい。こうすると後からの訂正や書き加えが簡単だ。

次に必ず見直し
下書きができたと思ってもすぐに清書してはいけない。
 このチェックシートを使って自分のレポートを自己評価、つまり「見直し」をしてみよう。 どこを直せばもっとよくなるか、客観的に見ることができる。

 これが 下書き見直しシート

清書したらできあがり
自己評価シートで見直したところを修正して下書きができあがり。いよいよ清書だ。見やすいように表現方法も考えよう。
賞を取るような大作ではないかもしれないが、それなりに見栄えのするものができたはず。しかも、お手軽でしたね。
おめでとう。残りの夏休みはキミの自由だ。

さて、すべて終わり学校に自由研究レポートを提出したら、自由研究の自己採点をしてみよう。
はっきりとして結論が出なかったものは、先生から高い評価をもらえない傾向があるようです。そういう外からの評価とは別に、自分自身で自分の自由研究を振り返ってください。

最後の裏技
自由研究を手伝った(自分が中心となって)ご家族の方、お疲れ様でした。自由研究のレポートが学校から返却されてきたら、大事にとっておきましょう。子どもと過ごした夏の思い出でもあり、また表紙を換えればいつかどこかで役に立つことがあるかもしれません。そのときは、すべて自己責任でお願いします。