ピーマンは光合成するか

生物観察系

ピーマンは光合成するか

● 学 年 : 中学~
● 題材分類 : 生物観察系
● お手軽度 : 3日以内

ピーマンの実が光合成しているかを調べる。

必要なもの

二酸化炭素測定用の気体検知器(ガステック)または二酸化炭素測定器、顕微鏡(高倍率)
気体検知器は高価なので学校で借りられるか聞いてみよう。
気体検知器が入手できない場合、別の方法は・・・ないかな。他のテーマに変えましょう。

方法

ピーマンを薄く切り、顕微鏡で細胞を観察し葉緑体の有無を確認する。
ピーマンをビニール袋で覆って直射日光を数時間当てる。日光を当てる前後で二酸化炭素濃度を測定しておく。
同じようにピーマンの葉や、赤ピーマンでもやってみよう。

まとめ方

顕微鏡で葉緑体のようすを図に描く。実験前後で二酸化炭素濃度の変化を表にまとめる。実験のようすをデジカメ写真で示す。

解説

東大の学生でも、光合成をおこなっている場所は、葉だけと答える人が多いそうです。そういう意味で意外性のある実験。
ピーマンの実は光合成をするための器官ではないので、光合成量は葉に比べるとかなり少ない。また、実の表皮には気孔が見あたらないが、ヘタの部分に気孔が集中している。

参考サイト

ピーマンの実やスイカの皮は光合成をするか?
ピーマンの実やスイカの皮といった葉ではないけれども緑色をしている部分が光合成をしているかどうか、実際に実験をして確かめた結果を紹介します。
光合成の実験 | 株式会社ガステック
ガステックの気体検知管を使った光合成の実験を紹介いたします。

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