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テーマの探し方

テーマの探し方

題材は理科の授業で興味を持ったことや、普段から不思議に思っていたことがあれば、それについて自由研究をするのが一番です。自分の得意な分野があれば,知識も多いはずだし,オリジナルのテーマが見つけやすいはず。
そして次のような手順で具体的なテーマを決めていこう。

仮説検証型の自由研究

難しく感じるかもしれないが,ようするに,予想(見通し)を立てて,それを確かめる研究。賞をねらうならこのやり方でテーマを決める

  • まず観察
  • 結果の予想(仮説)をつくる
  • 実験の計画
  • (予備実験)
  • 検証実験(調査)・・・仮説を確かめる実験
  • 仮説は正しいか

最後に,仮説が正しくなかったという結論が出ても,「仮説が正しくなかった」という事実を確かめたわけで,「実験失敗」ではない。胸を張って発表しよう。時間があれば,別の仮説をつくって来年もう一度実験してもいい。
「実験失敗」というのは,仮説を確かめるためのデータ(客観的で意味のあるデータ)が得られなかった(つまり結論を出せなかった)ということ。

思いつくものがなかった場合は、次のようなパターンもあるけど。


野外調査型の自由研究

 正確・丁寧な調査で
自分の住んでいる地域の身近な動植物や環境を調べる。この場合も,予想(仮説)をつくっておくと,まとめやすくなる。
調査方法をよく考えて意味のあるデータにすること、なるべく多くのデータをとることが大切。目新しい事実がみつかれば、仮説検証型に発展させられるかも。
個人的には、自由研究はこれだけで十分だと思う。
---○○川の水生昆虫、流星群の観測、マツ葉で大気汚染調査、ヒートアイランド調査 など

事実確認型の自由研究

 自分なりの工夫を入れて
理科の教科書に載っていることなどを自分で確かめてみる。
この場合、教科書と同じやり方ではなく、実験方法を工夫したり、より細かい観察、他との比較をしてみよう。
---イカの解剖、雲を作る、植物の体のつくり、校庭の植物、月の満ち欠け など

作品制作型の自由研究

 つくる過程の試行錯誤を大切に
何かを作るという目的で自由研究をするが、その過程で気づいたことや失敗の理由を考えることで単なる工作ではなく、理科の自由研究らしくなる。
またその制作物を使って実験・観察をしてみる。もちろん制作物が上手にできないと。
---炭づくり、植物標本(押し花)作成、モーター作成、顕微鏡の制作 など

アイデア勝負型の自由研究

 先生に評価されるかはビミョー
とにかく変わった発想で実験・調査をする。 ウケねらいではなく、本気でやろう。
---植物に人の気持ちが伝わるか、googleで植物調査 など

 

コレは・・・無理

×実験や調査が不可能なもの

・雷発生のしくみ、・地震発生のしくみ、・空が青いのはなぜか、・原子力潜水艦のしくみ、
・木星の大気成分、・アスベストの害、・アフリカの動物、・マグロの泳ぎ方、・DNAの構造 など
ただの調べ学習になってしまう。 特別おもしろい実験方法を考えつけば別だけど・・・・。 とりあえず今年は別のテーマにしといたほうが。

×結果がわかりきっているもの

・リトマス紙で食品の酸性・アルカリ性を調べる、・大きなシャボン玉をつくる、
・光の屈折、・スライム作り、・炎色反応 など
だから何?という感じ。実験方法を工夫したとしても、特に目新しい結果がでるとは思われない。
当然のことを確認しただけだったり、ただの工作になってしまうので、小学校低学年ならOK。 中学生なら何かもうひとつ工夫して。

×まとめにくいもの

・お醤油で十円玉をきれいにする、・スライム作り、そのほか科学手品のようなもの
現象としてはおもしろいけど、小中学生にはそうなる理由・原理が難しくて「不思議」としかまとめようがない。
夏休みになると本屋の店先に並べられる「自由研究の本」には、こんなのが多いです。

×目的が・・・・意味不明

・色々な調味料を凍らせる ・色々な調味料の中にメダカを入れる ・卵を凍らせる
8月末になると、あせって意味不明な実験?が登場する。
元々目的が意味不明なので、結論もなく,結果に対する理由づけも無意味。
こうしてみたら、こうなりました・・・・。としかまとめられない。夏休みだし,色々試してみるのもいいでしょう。つまり,何かを確かめようとする「実験」ではなく,注意深く「観察」したわけですね。ここから「仮説」をつくって始まるわけです。
ここでなぜか「調味料」が人気を集めるが、調味料は色々な物質を含んでいるので因果関係もわかりにくい。やるなら酢水、食塩水や砂糖水のほうがまだまし。

テーマの一覧

自由研究の題材やテーマを簡単に整理して、としてテーマ一覧まとめました。まだ登録数は少ないのですが、ボチボチ追加していきます。「小学生~」という区分のものでも、工夫次第で中学生でもok。

テーマの候補が出てきたら、インターネットでも調べてみよう。
キーワードになる2~3語をスペースで区切って検索すると結果が絞れるぞ。
たとえば、 「 セミ 鳴き声 」 と検索してみると・・・?


■おうちの方へ 宿題を手伝うお父さん、おかあさんへ

兄弟姉妹がいて、それぞれ夏休みの自由研究が宿題になっているなら、同じテーマを選ぶ。というか、同じテーマにさせるのが鉄則。 なぜならこうすると面倒を見る親が楽ちんだからです。