とりあえず何かやってみる?
いいえ。どんな自由研究にしようかというテーマを決める最初の段階で,自分たちだけで自主的に考えていると,大抵は
- そもそも自由研究なんか興味ない・・ → いつまでたっても決まらない。
- 探究心旺盛なら,あれもこれも・・・ → 子供では実施不可能なものを選んでしまう。
のどちらかになることが多いでしょう。そして,子供はいったん夢中になるとひたすら(どこか違ったところに)突き進んでしまいます。出口が見えないのでグループワークではだんだん雰囲気も悪くなって。
大人でも,問題を解決することより,課題を見つけることの方が難しいです。
だから,自由研究テーマを決める最初の段階では大人や教師に相談しサポートしてもらってください。
そして,理科の自由研究の進め方も確認しておこう。
研究テーマを決める基本は
- 自分が興味を持っていること,得意なことに関連したものを
↑ 他の人に比べて知識量が多く,先行研究も知っているので有利。 - 誰かがやっていた研究テーマでもオリジナリティがあればOK
↑ 誰もやっていない研究テーマは,たいてい「できない」か「やるまでもない」テーマ。
しかしどんな研究も,それまでの誰かの先行研究を発展(補完,修正)させたもの。
丸写しのパクリはもちろん×,引用は出典を明記して。 - ある程度テーマが絞られてきたら,実験方法(検証可能か)を考えて修正
↑ ネットで先行研究を調べたり,予備実験をする必要も。
わかったところで,やってみよう
まずは,
- 理科の自由研究の進め方
↑ここで進め方をざっと確認して - 研究テーマ一覧
↑ここを参考にテーマを探し - おすすめ研究テーマ
↑迷ったらこんなのも - 計画チェックシート
↑テーマが絞られたら印刷して書き込み,もう一度全体を再検討
という順にやっていこう。 オリジナリティを大切に,時間のある夏休みだからできる自由研究を!